2019.01.09-1.13
ホンセヨン個展/韓国
「幸福」

HONG, SE YON

 幸福

이번 전시는 일본순회개인전의 8번째 개인전으로서
나고야에서 개최되는 전시이다. 한국의 화가가 일본의 전국에
평화의 메시지를 전하고 있다.
행복의 상징으로서 부엉이는 복을 의미하고 행복한 치유를 의미한다.
이번 전시가 나고야 시민들에게 치유와 회복이 되길 기도한다.

今回の展示は、日本巡回個展の8番目の個展として名古屋で 開催する。
韓国の画家が日本の全国に平和のメッセージを伝えている。
幸せの象徴としてフクロウは福を意味して幸せな治癒を意味する。
今回の展示は、名古屋市民に癒しと回復になるよう祈る。


ホンセヨンは、2012年の日本の福島原発事故翌年に東京のギャラリーパムアで企画された「幸せの森>招待展をきっかけに、毎年1月に東京、大阪, 岐阜, 京都などで幸福のメッセージを込めた展示を日本全国巡回展として開催しました。また、パリテロ(Paris Terror Attacks)の翌年に<Forest For Peace」というテーマでギャラリーメタノニアでパリ市民と犠牲者を追悼する展示を開いた後、2018年にパリチュールリーギャラリーに<Heal of Sonnet>展示を開催しました。 また、隔年で平和へのメッセージをパリ、アントワープ、ニューヨークなど世界中で個展を介して伝えます。  

日本全巡回個展

2019 幸福(Gallery FINGER FORUM, 名古屋)
2018 夢 (Gallery FINGER FORUM, 名古屋)
2017  The Healing Forest(柘榴画廊, 岐阜)
2016  Happiness(gallery Moto、京都)
2015  Forest for Peace(Gallery Cafe 月~you, 広島)
2014  The Happy Garden(ハイアットホテルギャラリー、大阪)
2013  The Present(銀座G2ギャラリー、東京)
2012  幸せな森(ギャラリーパムア、東京)

ホンセヨン(洪
1973年生まれ
2011弘益大学校美術大学絵画科美術博士卒業
2007東京芸術大学大学院美術研究科
      油画材料技術研究所研究生課程修了
2002弘益大学校美術大学絵画科大学院
1998弘益大学校美術大学絵画科卒業

 

個展
2018 The Heal of Sonnet(チュールリーギャラリー、パリ)

2017 Forest for Peace(リーソウルギャラリー、ソウル)
2016 Forest for Peace(ギャラリーメタノニア、パリ)
2015 Song for Peace(ギャラリーイマジュ、ソウル))
2013 Paradaise Regained(リーソウルギャラリー、ソウル)
2011林(ギャラリーアチ、ソウル)
2010人工楽園(仁寺アートセンター、ソウル)
ぬいぐるみの庭(トオルギャラリー、ソウル)
2008庭(江陵美術館、江陵)
2007庭(トオルギャラリー、ソウル)
2006 A Puzzling Story(後寒い市立美術館、東京)
2005ペルセポネの密室(文化日報ギャラリー、ソウル)
2003 A Small Pond(ギャラリーフィッシュ、ソウル)
Anatomy of Spirit(オルタナティブスペースワインビル、ソウル)
1999 Anatomy of Spirit(ギャラリーBoda、ソウル)

 

グルプ展
2013弘益ルート(空アートスペース、ソウル)

      赤十字150周年記念の生命の愛の希望壁画(大韓赤十字社、ソウル)
      Loose Box(ギャラリーカフェイン、ソウル)
      The Nature Garden(フィフティーンギャラリー、ソウル)
      Pleasure Garden(ハナ銀行ギャラリー、ソウル)
      ギムソンヨウンホンセヨン2人展(ソウル拘置所希望ギャラリー、ソウル)
      アートサファリ(ロッテアベニューエル、ソウル)
2012 Session In Mutsu(Gallery Mutsu、東京)
      光化門国際アートフェスティバル2012(世宗文化会館美術館、ソウル)
     With The Nature(ギャラリーカフェイン、ソウル)
     Spring Carnival(Gallery H、大邱(テグ))
     弘益ルート前(朝鮮日報美術館、ソウル)
     ジョンソンエホンセヨン2人展:In Green(イブギャラリー、ソウル)
     Loose Box(ギャラリー現、ソウル)
     Hong Ik Painting(ドクウォンギャラリー、ソウル)
     K. C. A. F 2012(小麦美術館、ソウル)
     2012ホンイクドン文中とっくに家電(弘益大学現代美術館、ソウル)
2011韓国現代作家アメリカの招待展2011(Sun Gallery、ロサンゼルス)
      Thinking of You(K&C Gallery、ソウル)
      ソウル仁寺アートフェスティバル(ギャラリーラ·メール、ソウル)
      弘益靴が協会30周年記念展(芸術の殿堂、ソウル)
2010私の引き出しの中の香り(ドクリンギャラリー、大田)外 多數

 

   弘益大學校 講師
    ギャラリーエクルレ代表


The Blessed Forest -ホンセヨン展に寄せて

昨年一年のあいだに地震、津波、台風など絶え間ない自然災害に前例のない病を患ったこの場所にも、希望に満ちた新年がやってきました。身も心もお疲れの皆様に新年最初の贈り物として、私は迷うことなくホンセヨンの「幸福の森」をご用意いたしました。初めてホンセヨンの絵と向き合った時、幸福の森に登場するフクロウの晩餐に用意された祝福の意味を通じて、ねぎらいと希望のメッセージをお伝えしたくなったのです。

インドネシアの熱い空気から来たような色彩、植物図鑑を見ているかのようなこの楽しさ。色とりどりの葉っぱと植物、足の見えない食卓、3番カメラを意識しているシットコムのような姿のフクロウたち。さらに詳しく見ると、羽を備えているもののめったに羽を広げない夜の鳥たち(フクロウ)の一方で、根を備えているもののあまりに躍動的な葉と植物たちで対照をなした若干不都合な逆説的動機を誘発させています。とりあえずの見た目はそうなのです。しかしフクロウを意識した夜。それは自己省察を意味しています。ホンセヨンの食卓は、夜に用意される自己省察の晩餐です。神はおらずそのペットが象徴のように込められた絵は、飛ばない鳥たち(フクロウ)を介し無意識の内面をじっと覗き見て、率直な自己告白を器に盛って出すようにします。それはまるで心臓があっても心臓が脈打たぬかのように感じられる、ニルヴァーナ -Nirvana- の音楽を聞いているひとりの少女の酷い成長痛のような記録を持っています。あまりに情熱的で止まってしまいそうであり、あまりにか弱くて飛び立ちたくなる、しかし少しは隠密で受動的なそんな人間の内面を持っています。

人間は自然を破壊しますが、人間が癒しを受けるのは自然です。ホンセヨンの絵を見ていると、彼女の招待した晩餐にて神(自然)に対抗した人間の勇気と、そして無力感を夜に広げられた食卓で糾弾させ、アシッド(Acid)濃度でいうところのPH2.0の彩度を持つ色とずんずん伸びてゆく幹が、癒しというよりは自ら吐き出して起こる告白と希望の成長痛を語りかけています。

作家は食卓の上に、空っぽの容器へ花、木の幹、木の実などの植物を生けて生命の神秘を表現しました。この生命の森で不幸と苦難が祝福に変わる神秘さを皆様とともに分かち合い、喜びにあふれた一年となることをお祈りいたします。

 

パムアギャラリー 代表 チャンラミ


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