2015.10.07-10.25
浅田泰子 個展
春のお仕事

今年も長久手アートフェスティバル、文化の家とフインガーフォーラムで、
同時開催で展覧会を行います。

「春のお仕事」 「夏の宿題」
今回の展示は今年の春から現在までに描いた作品です。
どちらも日々とどまってはおらず移ろい続けている色々な事を、
画面の中で固定せず揺らいでいるように表わす事はできないかと考えながら描いた作品です。
「春のお仕事」は、この春に日曜ごとに中日新聞に掲載された13 枚のデッサンを、
3 か月たって手元に戻った時、改めて額の上から加筆していった作品です。
季節が変わって違う種類の植物が描いてある物、
変わらず咲いていて同じ植物を描いたもの、時間を重ねていくように描いてみました。
春の間にタイルやガラスに描いた小さな作品も合せて
ギャラリーフィンガーフォーラムで7 日から25 日まで展示しています。
「夏の宿題」は細かく描きこまずなるべくかたまらない絵を描く。
というのを自分への宿題としてこの夏描いた作品です。
ひさしぶりにキャンバスを使った絵も描いてみました。
モチーフは家にある動物の人形で、人形も会場に並べます。
ちょうどこの夏に13年いっしょにいた愛犬を無くし、日常は変わらず続いていくようで、変化していることを痛感しました。
日記のように作品をつくっていますが、去年の夏と今年の夏はやはり違う夏なのです。
長久手文化の家で3 日から25 日まで展示しています。

浅田泰子


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